スーパーで買う牛乳。裏にある「小さな楕円マーク」の中が 「FR」 だったら、フランス産。 では、 「BE」 だったら?
- ça va comment
- 2025年12月31日
- 読了時間: 3分
更新日:1月2日
答え ベルギー産
K子:
スーパーで牛乳、ヨーグルト、ハムなどの動物性食品を買うとき、パッケージの裏に「小さな楕円形のマーク」があるのを知っている?
コモサバ:
あ、見たことあります!
K子:
それは「衛生識別マーク(Estampille Sanitaire)」と言って、 EU内で流通する動物性食品には必ずついている。
ここには、「その商品が最後に加工された場所」が記号と番号で書かれている。

【読み方】
上のアルファベット: 国コード
FR = フランス
BE = ベルギー
DE = ドイツ
NL = オランダ
など。
コモサバ:
あ、それ知ってます! 牛乳を買うとき、よく見たら「BE」って書いてあったことあります。パッケージは全部フランス語なのに。
K子:
スーパーの牛乳は、実はベルギー(BE)やドイツ(DE)から来ていることがある。 「フランスの牛乳」を飲みたいなら、表のパッケージではなく、この楕円の中の「FR」を確認するのが確実だ。
コモサバ:
なるほど……。FRならフランスの工場ってことですね。
K子:
さらに、FRの下にある「数字」にも注目だ。 例えば上の写真のように 「64. 348. 100」 と書いてあったとする。 この最初の2桁、「64」は何だと思う?
コモサバ:
64…知ってます!県番号(Département)!
K子:
ご名答。 つまり、この数字を見れば、どこの地方から来ているかが分かる。
例えば、
64: ピレネー=アトランティック県(今回の抗議の震源地)
31: オート=ガロンヌ県(トゥールーズ周辺)
12: アヴェロン県(ロックフォールチーズなど)
ちなみに、牛乳だけじゃなくて、動物性の製品にはみんなついている。チーズとか、ハムとか。
コモサバ:
そうか、今回の農家の暴動があった地域の番号(詳しくはこちら)のものを買えば、間接的に応援することになりますね!(被害の大きい県 66、11、09、31、32、65)
これからは買うときに、楕円の中を見てみます!
ところで、最後の「CE」って何ですか?
K子:
良いところに気がついた。 その楕円の下にある 「CE」 は、Communauté Européenne(欧州共同体)の略だ。
コモサバ:
欧州共同体? 今は「EU(欧州連合)」ですよね? 古いってことですか?
K子:
鋭い。 確かに現在は「EU」だが、この衛生マークの規定が作られた当時の名残で、今でも多くのパッケージで 「CE」 がそのまま使われている。 (最近は「UE」と表記されることもあるが、意味は同じだ)
このマークが持つ意味はシンプルだ。 「この製品は、EU共通の厳しい衛生基準をクリアしていますよ」 という証明書だ。
つまり、この「CE」マークがついている製品は、EUという巨大な市場を自由に移動できる「パスポート」を持っている ということになる。
コモサバ:
なるほど……。 「CE」があればどこへでも行けるはずなのに、今回の記事のように「病気」が発生すると、そのパスポートが一時停止されてしまうわけですね。よく分かりました。
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